30 August 1980: Pastoral visit to Abruzzo - Homily
- ヨハネ・パウロ2世
- Libreria Editrice Vaticana
- Vatican City
- 西暦 1980-08-30 年
ラクイラのコレマッジョ大聖堂で行われたこの説教において、教皇ヨハネ・パウロ2世はシエナの聖ベルナルディーノ生誕600周年を記念し、現地の信徒、巡礼者、当局者、病者を歓迎します。シラ書とイエスの教えを沈思黙考しながら、教皇は謙遜、神の律法への忠実さ、そして貧しい人々への寛大な奉仕をキリスト者の生き方として提示します。聖ベルナルディーノは、病者を看病し、質素なフランシスコ会の修道士となり、聖職上の昇進を拒み、貧しい人々に質素さと貧しさの価値を教えることによって、これらの徳を体現しました。 続いて説教は、経済的不平等や高利貸しが横行する中で正義を擁護し、弱者に慈愛を注ぎつつ悪徳には妥協しなかった人物としてベルナルディーノを描き出します。特に、イエスの聖名に対する彼の信心とIHSの象徴の普及に重点が置かれており、教皇は家庭や若者に対し、この象徴を自らの家と心の中に掲げるよう勧めます。キリストの名は、普世的な救い、真理、導き、そして慰めを意味します。イエスが人類の歴史の中心であり唯一の救いの源であることを再確認し、教皇は聖職者と平信徒に対し、福音の証人となり、生命と家庭の聖性を守り、人工妊娠中絶に反対し、生命への権利を尊重する法律を求めるよう呼びかけます。教皇は、信仰の刷新とキリストの宣教のための祈りをもって説教を締めくくります。
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